★市役所などの試験では、選考時に「作文」を課す自治体も見られます。多くは800~1,000字(制限時間60分)です。
★日頃から作文するトレーニングをしておくと、本番で慌てることはありません。大切なのは「慣れ」。まずは負担のない400字程度を目途に、肩の力を抜いて(≒遊び心を持って)作文してみてください。目的は、作文に「慣れること」です。
★特に指定がない限り、「です・ます」調でも「である」調でも、どちらでも構いません。どちらにも対応できるように交互に練習してみてください。
テーマ「住みよい社会をつくるために私にできること」
住みよい社会の実現は、人口減少の昨今において、極めて重要な地域目標の一つとなっている。特に地方部では、都市部への人口の流出をくい止め、また労働力世代の流入を狙うべく、ターゲットとすべき対象に合わせた「住みやすさ」の演出に注力しているところである。
さて、住みよい社会をつくるために私にできることは、有能な公務員を世に輩出することだ。これは、公務員経験を持ち、かつキャリアコンサルタントである私にしかできないことだと考えている。公務員の存在意義を自分の言葉で語ることができ、地域に対する愛着や仕事に対するプライドを備えた一流の公務員を年に二人以上輩出できれば、私が役所を去った意味はあったといえよう。卒業生達がそれぞれの自治体で、その地域特性に合わせた「住みやすさ」を追求し、施策に反映させていってもらえることが理想だ。社会の財産となり得る一流の卵たちに刺激を与え続けることが今の私にできることであり、すべきことだと考えている。
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